※この解説は、「 FanfarePhotographer 」を基準にお送りします。「ウルトラキッド」や「 Photoshop 」など同系統のソフトなら、同様の手順で OK のハズです。
この画像は、白が上手い具合に拡散していて、「光ってる!」という感じが出ていますね。実は、こういう画像を標準のフィルタを使って簡単に作る方法があります。
まず、「ベース」を作ります。不透明度100%、濃度0%のブラシで、適当なサイズでぽんと色を乗せます(ここではサイズ300のブラシを使っています)。
次に、拡散フィルタを使用して適当に色を散らします。(「フィルタ」→「表現手法」→「拡散」) 強さについては、「疎すぎず、密すぎず」のちょうど良い値を、プレビューを繰り返して見つけて下さい(ここでは、42でやっています)。
ズームフィルタで色をのばします(「フィルタ」→「写真手法」→「ズーム」) これも数値については色々試してみるのが一番ですが、僕は「放射状」「角度― 0 」「強さ― 100 」「中心クリア率― 0 」「精度―高精度」でやっています。
さっきの段階ではまだ粒子が粗いですので、もう1度同じフィルタを使用します。ある程度きれいになるまで繰り返して下さい。(ここでは計2回実行しました)
仕上げに、中央を埋めます。ベースを作ったときのブラシ(不透明度100%・濃度0%)を選択して、中央で 2 〜3回クリックして下さい。これで完成です。
この技法は、放射光以外にも色々応用が利きます。例えば、4の工程までの状態を利用すれば、人間などの瞳の「虹彩」のスジを表現するなどの使い方もできます。