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「不思議のダンジョン」シリーズや「ローグ」のように、Webブラウズの足どりをオートマッピングの要領で二次元的に記録・表示し、また、見るだけでなく、ページを移動したり開いたりできる、ビジュアルな履歴として利用可能にする拡張です。「戻る」「進む」や「履歴」サイドバーなどの履歴機能の代替、もしくは補助として利用することを想定しています。
「こんなん珍しないやん、他の類似のソフトウェアと何が違うねん?」ということについては開発の経緯あたりをご覧ください。
なお、この拡張は現在は、一般利用者向けの拡張としてではなく、大学の卒業制作として2004年11月より開発を進めています。人柱になりたい方以外の使用は激しくお勧めしませんので、あしからずご了承ください。
※この拡張はSVGビルドのMozillaおよびFirefoxでのみ動作します。通常のビルドにインストールしても利用できませんので、ご注意ください。
2005年1月20日現在、確認できている動作環境は以下の通りです。
プラットフォーム | 動作するビルド |
---|---|
Windows 2000, Windows XP | |
Linux | Mozilla 1.7.5 ローカルビルド with libart_lgpl-2.3.16-2.1 (ビルドオプション:--enable-svg --enable-svg-renderer-libart) |
Mac OS |
|
動作報告を随時募集しております。上記以外の環境で動作することを確認された方はお知らせ下さい。
トラブルに出くわした場合、まずよくある質問をご覧下さい。それでも解決方法が見つからない場合の障害報告は掲示板かメールで。最新版のチェック用にRSSもあります。
Web Mapの動作はWebブラウザと連携していて、ビジュアルな履歴として利用することができます。ブラウザ上でページを読み込むと新たなノード(個々のページのメタファ)が自動的に追加され、リンクを辿った場合には、ノードとノードがアーク(「リンク」のメタファ)で連結されます。また、ノードをクリックするなどの操作で、そのノードをWebブラウザで読み込むことができます。
全てのノードを表示する詳細表示モードと、ドメイン単位で表示する広域表示モードとを切り替えられます。
アークの上でクリックすると、ポップアップが表示され、アークの始点と終点それぞれのノードに一発で移動できます。また、ちょっとコツがいりますが、アークの上でダブルクリックすると、始点か終点かどちらか適当な方に移動します。アークを辿ってノードを瞬時に行き来する様は、「情報ハイウェイ」なんて言葉を連想させたりもして。ハイウェイって幹線道路のことですけどね。なんとなく、車がびゅんびゅん行き交うってイメージがあるんで。
広域表示の時にドメインのノードをクリックすると、そのドメインに含まれているノードを一覧表示したり、直接そのノードに移動したりできます。
普段は画面の上の方にツールバー状態で置いておき、見たくなった時にぱっと表示する、という風な使い方を想定しています。(というか、必要な時だけ起動するような使い方には向いていません。実装の仕方の都合上、毎回の初期化に異様に時間がかかってしまいますので……)
操作方法については別ページの操作一覧表をご覧ください。