2005/02の Past topics

1st day

ものすごい勢いで痴漢に間違えられたスレのまとめ。読了。電車男に続く、というか、電車男をいろんな意味で超える大作だった。登場人物やたら多いし人間関係ドロドロし気味だし。チクショウ! 詳細ログ一気読みしちまったじゃねーか! 基本キャラが電車男よりもヨゴレなあたりがなんだか妙に親近感わくよ。しかもテキストが笑えるから。もう嘘でもホントでもいいです。楽しませてくれてありがとう。

ししししまったー!!! 生協カードの切り替えキャンセル申し込み〆切昨日までだった!!! このままほっといたら年会費いくらかとられる普通の社会人カードに勝手にクラスチェンジされてしまうよう……どどどどどーしよう……

電話がやっと繋がったところで「〆切過ぎちゃってんスけどどうにかなりませんか」と言ってみたら快く(?)対応してくれた。ありがとう三井住友VISAの中の人。どうでもいいけど、なんか機械音声チックなローテンポ且つ抑揚のない喋りだった気がするんですが、そういうものなんでしょうか。

出版社の方にレイアウトの図案を渡すにあたって、できればベクター画像がいいと言われまして。しかし手元にあるのはSVGエディタのInkscapeだけ。.aiも.epsもエラーが出て吐けなかった。IllustratorでSVGを読み込めるようになったのは10からだけど、出版社さんで使ってるのは8.0。そういうわけで会社のお金で買ってきました、Adobe Illustrator CS。僕のバイト代より高額です(当たり前)。

で、期待しながらInkscapeの吐いたSVGを読み込ませてみたんですが。……なんやこれ、メタメタやん……ストロークの太さは変わってるわ、フィルのグラデーションは全部吹っ飛んでるわ……やっぱりイラレだけで仕事するしかないのか

イラレ使うのは2年ぶりくらいなので、せっかく覚えた使い方もすっかり忘れてて難儀した。思うように使えなくて仕事が全然進まない。今日一日、生産的なことが何もできなかったなあ……

見る目がないんじゃないの? っていうか馬鹿にしてる?

呆れられるの前提で言ってしまうと。っていうか激しくディジャヴなんだけど。

本気で僕の絵をうまいという人や、僕の技術を凄いという人について、僕はだいたい「他人を見る目がないんじゃないの? なんでこんなのをすごいとか言えるん?」と思う。

もちろん、相対的にその人と比べて僕の技術が上だからだってのはわかるけど。自分より上手かったらもう他は全部「すごい」と言いたくなるのは分かる。自分だってそうだし。邦楽の歌い手とかも、音楽に詳しい人は駄目駄目だと云うけど、僕にはみんな十分巧いと思えるし。

ただ、見る目がないっていうだけでなく、「なんか馬鹿にされてる」みたいにも思ってる。

例えば、試験の点で、100点を目指していたのに95点しか取れなかったとしましょう。そんな時、周囲の人から「すご〜い」って騒がれてるとしましょう。そういう状況を想像してもらうとして。

それを言ったら、100点取ってる人はもっとすごいわけで。そして、100点を取ってる人が実際にいれば、周囲の人達はあっさりそっちについていくわけで。少なくとも僕が「周囲の人」ならばそうするし、そうしてきたし。それって、胴上げしといて途中で放り出すようなもんじゃないのかと。今まで胴上げしてくれてた人達は横で別の人を胴上げしていて、その一方で、自分は地面に落下してぽつんと放置されてる、みたいな。

もちろん、一般的には、何でもそうして順位付けて選別の対象にすることが当たり前なんですけど。そして、選別に漏れた物は見向きもされないのが、この世界の真理の一つだと分かってもいるのですけれども。

僕は、成績とか商売とかのパブリックな事柄で自分がそのように選別されると、まだ納得・我慢できるけれども、趣味とか人格とかのプライベートな面で選別されるのはとても耐え難い。なんだか人間性の全てを否定されたようで。

俺を比べないでくれよと。俺という人間には唯一無二の価値があるんだからと。ナンバーワンじゃなくてオンリーワンなんだよと。95点だからじゃなくて、オンリーワンだから褒めてくれよと。認めてくれよと。愛してくれよと。

でもそう思ってるのって自分だけなんですよね。自分にオンリーワンの価値があると思ってるのは自分だけだし、また、オンリーワンであることは自分にとってしか意味がない。誰にとっても自分がオンリーワンであって欲しいというのも、オンリーワンであるというだけで受け入れて貰えるだろうというのも、子供の考えなわけです。

つまり僕は、「自分はオンリーワンだから選別の対象ではない」という自分の内面世界から今まで一歩も踏みだしたことが無く、オンリーワンであるはずの自分という人格が順位付けられ比較されるということに、単に慣れてないだけ。だから僕はそういう扱いをされることに慣れなくてはいけない。そう思っているのです。

……というような自己完結した自己分析をカウンセリングで「何故僕は他人を信頼しないのですか?」というテーマで垂れ流してみた次第です。

2nd day

さて。Let's noteの軽さにメロメロになりATOKに生殺与奪の権利を握られた僕は、これからどう振る舞うべきでしょうか。

べつにzoeさんがどうこうというわけではあるのですが(あるのか)、昨日ちょっくら風博士を試してみました。apt-get install kazehakaseで使えるのね。Debianらくちん。

目玉の履歴全文検索はなんか別のパッケージを入れとかないと使えないそうで。よく分からんけど僕には使えないって事か…… あと、閉じたタブの内容をサムネイル表示する機能が面白かったけど、なんでprintメディアのCSSを適用した状態のサムネイルになるんだろうと思った。これは印刷プレビューを使う仕様のためか。……ン? ちょっと待てよ。つうことは、アレか! 印刷結果をファイルに出力するようにしたら、XULアプリでもページのサムネイルを取得できるって事なのか!?

4th day

さて、昨日は仕事も休んで今日の卒業制作発表練習に間に合わせるためのプレゼンテーション作りに没頭していたはずなのですけれども。

Piroさんの恋愛成績表――まあ妥当なとこだよね 自己認識とだいたい一致してるし……これで「誰かに好かれたい」とか思ってんだから、そりゃあ呆れてものも言えません。

バトルウォッチャー・哭きの竜さんの12年――僕はバトルウォッチという行為が嫌いで、また、バトルウォッチが楽しいと感じる自分も嫌いなので、真ザ・バトルウォッチャーは好きではないサイトだったのだけれども、この記事を最後まで見たら、なんだか「お疲れ様でした」と素でねぎらいそうになってしまいました。

ホームレスの話ホームレスに対する女医達の冷ややかな感想を見ていて、出勤・退勤時に通り過ぎる地下道のところのホームレスの人達を思い出した。あそこを通るときは毎回鬱になる。日本橋の裏通り(?)でもいつもそうなる。そして、そうやって鬱になることで自分を許そうとしている自分にも鬱になる。

発表練習と、もう若くないということ

研究室の面々……って助教授と僕とK君しか来てなかったけど(大丈夫かオイ)、3人で会議室で発表練習してた。僕のは案の定「長すぎ」「いらん要素多すぎ」ということで大幅な切りつめを行わなくてはならないことがよく分かった。

しかし、自分で今更ながらに驚いてるんだけど、自分ってホント駄目だなあと。何が駄目って、やっつけ仕事とはいえそれなりに力を注いで作った物を、評価してもらって、駄目だと言われてもまるで心が痛まないのですから。お前にプライドはないのかと。評価者の気に入るように作るだけしか能がないのかと。

ついこないだまでは、それなりに傷つくような心を持ってたはずなんですけどね……

あるいは、そこまで思い入れがないからなのかも知れない。別にそれが否定されたからってアイデンティティに傷がつくワケじゃあない、という割り切りがあるのかも知れない。

もしくは、TBEに代わる新しいものがついに登場したことで、自分の終わりというものが見えてしまったからかも知れない。

今までは、「MultiZillaに代わる新しいものを俺が作る」みたいな考え、挑戦する心、若さがどっかにあったと思うんだけど、今やTBEの方が「踏み越えられるべき旧世代」と化してしまっている。絵とかCSSとかで踏み越えられても、まあまだXULがあるから僕は若いよ、と思っていたけれども、それすらももう若くなくなってしまったということだ。僕の中で若さと呼べる要素はなくなってしまった。ホントにただの老兵だ。負け犬だ。

むなしい。

XULアプリで閲覧中のページのサムネイルを取得する方法……の残骸

風博士ではどうやってページのサムネイルを取得しているんだろう→印刷機能の出力先をファイルにして(PostScript形式で保存される)、それを画像として読み込んでいるらしい→ではXULアプリでもマネできるのでは?! ということで色々やってみたんですが、結局どうやっても駄目だという結論に達しました いや、少なくとも風博士ではできてるんでLinuxでは可能みたいなんですが、Windowsではこの方法は絶対不可能です。

PostScript形式のファイルをPNG等のMozillaで表示できる形式に変換するのには、まあ最悪の場合でもImageMagick for Windowsのconvert.exeあたりをnsIProcessの機能で呼ぶなり何なりすればいいんですが、問題はそれ以前の部分にあった。鍵はnsPrintDialogUtil.cppのコメント。

const nsIPrintSettings = Components.interfaces.nsIPrintSettings;

var printService = Components.classes['@mozilla.org/gfx/printsettings-service;1']
                             .getService(Components.interfaces.nsIPrintOptions);

var options = printService.CreatePrintSettings();

options.printRange        = nsIPrintSettings.kRangeSpecifiedPageRange
options.startPageRange    = 1;
options.endPageRange      = 1;
options.marginTop         = 0;
options.marginRight       = 0;
options.marginBottom      = 0;
options.marginLeft        = 0;
options.printerName       = ''; // 空文字もしくは無指定なら、デフォルトのプリンタになる
options.headerStrLeft     = '';
options.headerStrCenter   = '';
options.headerStrRight    = '';
options.footerStrLeft     = '';
options.footerStrCenter   = '';
options.footerStrRight    = '';
options.paperSize         = nsIPrintSettings.kPaperSizeNativeData;
options.paperName         = 'Letter';
options.toFileName        = 'FILE:'; // ここがポイント!!
options.printToFile       = true;
options.printInColor      = true;
options.orientation       = nsIPrintSettings.kLandscapeOrientation;
options.printBGImages     = true;
options.printBGColors     = true;
options.printFrameType    = nsIPrintSettings.kFramesAsIs;
options.showPrintProgress = false;
options.shrinkToFit       = true;
options.numCopies         = 1;
options.printSilent       = true;

var print = _content.QueryInterface(Components.interfaces.nsIInterfaceRequestor)
                    .getInterface(Components.interfaces.nsIWebBrowserPrint);
print.print(options, null);

……要するにWindowsでは印刷設定のパラメータにファイル名を渡せないんですね。ファイル出力したかったら「FILE:」という文字列を渡さなくてはならず、こうすると、ファイル名を入力するためのダイアログが開きやがる。つまり、どう頑張っても、バックグラウンドでこっそり処理するなんてことは、できないわけです。

むなしい。

浅いつきあい

8割弱の人がSNSを利用したくないと答えたという話Mixiに疲れたという人の話を見ててふと思ったけど。

僕の場合、「その人の嫌な面を見て幻滅した」とか「そんな嫌な面を持っている人だと知らずに『友達』していたことを後悔した」とかそう思うことが、今は殆ど無い気がする。

何故かというと、まあものすごく失礼な話なんだけど、正直、「そこまで期待していない」からだと思う。全ての面で僕の期待に応えてくれるような「友人」であるという期待、そして、自分はその友人の全てを見抜いた上でつきあうという能力があるのだという期待。そのどっちも期待していない。期待できない。

そんなので友達が増える訳がないのにねえ。

この人と友達でなくなってしまうのは嫌だと思う人が、実利抜きでこの人とは縁を切りたくないと思う人が、たくさんいる人は幸せだと思う。僕もそうなれたらいいと思う。今のところは、思ってるだけ。

反実利主義に囚われないようにしたいものだ

実利でのつながりは悪いもの、そうじゃないつながりは無上の良いもの、みたいな考え。

「実利目的ではないつながり」こそを良いものと称え、そのようなつながりをたくさん持っている事こそが良いことであるとする。そのような「良い自分」になるための道具としての、「実利目的ではないつながり」。それ自体がもはや実利目的のつながりなんですけどね。だからこの考えは矛盾している。

というか、このつながりは良いつながりかとか、悪いつながりかとか、いちいちフィルタ通すこと自体が煩わしい。

いやもうそんなのどうでもいいんじゃないすか? もう「『自分にデメリットを与えてくれる』というメリットがあるつながり」でいいんじゃないすか? そうなると全て「自分にメリットがあるつながり」というところに収束する。そして全てのつながりは「自分にメリットがある」事になる。メリットだらけでウハウハですよ。それで何が宜しくないというの? と、僕は僕に問いたい。

チャンネルは広いに越したことはないねと。そういう話。

6th day

「一太郎」訴訟にみるソフトウェア特許のぶざまな現状――早送り・巻き戻しをパクったりしてる僕としてはまったくもって他人事ではない話でありますが、Opera社あたりから訴えられたら誰か助けてくれるのでしょうか? ……それは無理ぽですね

MS社内でiPodが大流行してて経営陣はストレスがたまっているという噂。まあ実際、持ってて嬉しい度合いがものすごく高いですからなあ。単なる実用品でなく、心を豊かにしてくれる商品とでも言いましょうか。

サムネイル有りだと小さなウィンドウじゃやってらんないので、プライマリとセカンダリそれぞれのデスクトップ一杯にブラウザとWeb Mapを広げてみた。 非常に贅沢なリソースの使い方。 ここまでくるとさすがに重い……描画アルゴリズムの改良は優先課題ですな。

ワールドレコーズに出てた「ガンダムー」が頭以外はまるっきり篠原99式・ヘルダイバーだと気付いたパトヲタはどれくらいいただろうか。→制作者の方の日記(2005.01.10)によるとやはり元はヘルダイバーだったようだ。

XULアプリで閲覧中のページのサムネイルを取得する方法……の残骸その2

ColorZillaに「指定した位置のピクセルの色を得る機能」があるのでそれを使って画像を作れないか?(出力はnsIBinaryOutputStreamを使えばどうとでもなりそうなので)と思って試してみた。結論。全然実用的じゃありません

var w = _content;

var x = 0;
var y = 0;
var array = [];

// 処理の高速化のためにニアレストネイバー法を使ってみる
var maxX = 100;
var maxY = 100;
var power = Math.round(
              Math.max(
                window.innerWidth/maxX, window.innerHeight/maxY
              )
            );

var time_start = (new Date()).getTime();

for (y = 0; y < w.innerHeight; y+=power)
{
	if (!array[y]) array[y] = [];

	for (x = 0; x < w.innerWidth; x+=power)
	{
		array[y][x] = czGetScreenColor(x+w.scrollX, y+w.scrollY);
	}
}

var time_end = (new Date()).getTime();

alert(((time_end-time_start)/1000)+'sec');

こんな風にして実験してみたんですが、色情報の配列を得るだけで1秒以上かかってしまいました(もちろんその間は一切の動作が止まってしまう)。この後さらにPNGなり何なりのフォーマットで保存するとなるともう死ぬほどレスポンスが悪くなることは目に見えてます。

誰か、指定した範囲のスクリーンショットを取得してPNGやJPEGなんかで保存してくれるXPCOMコンポーネントを作ってくれる人はいないものだろうか

3Dデスクトップ好き(←?)にはたまりませんな!

The SphereXPおもろい。Going My Wayで紹介されてた。Windows XP用と書いてあるけど、.NET Frameworkが入ってればWindows 2000でも動きました。

LG3Dはなんか難しそうで試す気になれなかったんだけど、こっちは入れて起動するだけでいいので楽ちんです。単なる全画面表示のアプリケーションとして動作するので再起動も不要。

しかしその代わりに、システム寄りでないと難しいようなところでは弱いですね。例えば動画をそのまま3D画面上で動かすとかそういうのは無理。IRCのウィンドウ開きっぱなしでログを目で追いながら他の作業するとかそういうのもできません(多分)。

細かいところで、デュアルディスプレイ(マルチディスプレイ)とは相性が悪いっていうか使いづらいです。基本的にはプライマリのウィンドウだけを埋め尽くす感じで、セカンダリに置いてるウィンドウなんかはスフィアとセカンダリのデスクトップの両方で見えてしまう。んでもって、セカンダリにあるはずのウィンドウをスフィア上でダブルクリックすると、セカンダリにあるウィンドウがそのままフォーカスされる。ディスプレイいっこで使うのが正解のようです。

XULアプリで閲覧中のページのサムネイルを取得する方法……の光明?

今度は残骸じゃないっすよ!

単体でどうにもならんなら外部アプリの力を借りてしまえということで、コマンドラインからの起動でスクリーンショットを取れるソフト(Ccap)でデスクトップ全体のビットマップを取得した後にImageMagick for Windowsでトリミング・縮小・JPEG変換するようにしてみた次第です。nsIProcessでconvert.exeを起動すると何が何でもコンソールを開いてしまって、ページを読み込むごとにいちいち黒光りするモノが目の前を覆うのはウザくてしょうがないんですが、ともかく、機能としてはやっとやりたいことができるようになりました。

とりあえず現段階のスクリーンショットなど。 いやー、やっぱサムネイルがあるのと無いのとじゃ全然違いますね。「サムネイル」と「内容を加味したクラスタ化」の二つともが欠けてたこれまでの状態は、そもそも問題外、スタート地点未満と言ってもいい。

しかしこの黒光りするコンソールはホントに鬱陶しい。何とかする方法無いもんかなあ。ていうかImageMagick以外でいいのがあればいいんですけどね。コマンドライン指定で画像編集ができて、ウィンドウもコンソールも開かなくて、みたいなものが。そんなのあるわきゃないか……

7th day

もしやと思って試してみたら正解でした。Firefox起動時のコマンドラインオプションに-consoleを付けるとデバッグ用のコンソール付きで起動できるんですが、この状態であれば、ImageMagickのconvert.exeなどのコンソールアプリケーションを起動しても新たなコンソールは開かれません。ついでにコンソールを最小化しておけば無問題です。これで目の前に勢いよく突きつけられる黒光りするモノに悩まされなくて済みます。制作発表のプレゼンはこれで乗り切ろうっと。

plus7さんがポインタを示して下さった、スクリーンキャプチャ用のXPCOMコンポーネントのプロジェクト。でも簡単にインストールできるビルド済みパッケージは無いみたいで、ソースからビルドしないといけないようだ。XUL層より下位のレイヤにはまったく疎い僕には無理なのです……

二度目の発表練習。内容を大幅にカットしたことで、やっと10分に収まってくれた。あと、問題点の洗い出しもできたように思う。

iPod miniのソリティアは、面白いのは面白いんだけど、画面がちっさくて目が尋常じゃなく疲れる。バックライト消してると3と8の区別が付かんし……

まにゅにゃんさんからの情報提供により、IrfanView32のコマンドラインオプション指定で、スクリーンショット取得からトリミング、縮小まで、ImageMagickと同等のことができることが分かったので、IrfanViewがある環境ではそちらを使うようにしてみた。導入はこの方がはるかにラクですな。でもWindows限定。

8th day

さて、そうこうしているうちに卒業発表当日ですよ

何のために、誰のためにこういうことを書いてるのかっていわれると、やっぱり自分のためなんだろう。ただ、自分だけに向けて真面目に書くと、こっぱずかしいところがある。そこで、誰かに「ねーねー聞いて聞いてー」みたいに語りかける感じで書く。照れ隠しで。――僕の近況報告にはそういう性質があると思うのです。

夢といえば、昨日、変な夢を見たんですよね。「今までずっと男だと思ってたけど、実は自分は女だった。そういえば声も声変わりしたってやたら高かったし……」っていう。つだきみよ「革命の日」みたいな。まあ現実の僕はそんな綺麗系のルックスしてないし、小学校の頃くらいから既に野太い声だったわけですけども! ……なんかね。一線越えてしまった気がします。22歳童貞キモヲタ彼女いない歴=年齢な男子の自分を全て否定してしまいたい、っていう。トホホホホ。夢の中でまで、そんな全力で後ろ向きに逃避しなくたって……(男子のままモテモテになるという夢じゃない辺り、これがまた……)

卒業制作発表(前からゆうてるけどWeb Mapは大学の卒業制作なんですよ)、終わった。他の人の発表には質疑応答でだいたいツッコミを入れてたこの学科で一番偉いセンセが、僕の時だけ無反応だったのは、寝てて聞いてなかったのか、ツッコミを入れる気も萎えるほどのしょうもなさだったからなのか、はたまた、僕の発表がまったく要領を得てなくてチンプンカンプンだったからなのか……姿の見える不安よりも姿の見えない不安の方が恐ろしいですよ。発表が終わった後に他の研究生の人が一人だけ「もっとよく見せてくれ」と尋ねてきてくれたのが、救いといえば救い。

携帯どっかに落としたぽ 一時停止の手続きはもうした。激しくトホホホホだ。バックアップ取ってないアドレスが結構あったので参る。一応、明日大学に行ったときにも訊いてはみようと思うけど。

臆病で優柔不断な僕には恋愛はムリって話

まあ22歳童貞キモヲタ彼女いない歴=年齢の世迷い言だと思って聞き流してくれたらいいんですが。

いきなり初対面の人に「さあ付き合おう、ラヴい関係になろう」と持ちかけるのは、ナンパもできない臆病者にはとてもできないことです。また、それ以前に、初対面の相手にそういうことを迫るのは、相手の人格とかそれまでの相手の人生とかをまるっきり無視した一方的な発言な訳で、そんな失礼なことはできないとも思うのです。まあ、普通に考えて、いきなりそんなこと言い出したら相手はドン退きだと思いますが。

では長く友達付き合いを続けると、これもまた「さあ今日から付き合おう、ラヴい関係になろう」とは言えなくなってしまいます。「そういう関係になるつもりはない相手なんだ」と信用されているのを(悪く言えば、ナメられてるってことなんでしょうけど)裏切ることは、僕にはとてもできません。もっとも、僕の場合、その前に「ラヴい関係になりたいとか思いつく時点で裏切りだ」とか思ってストップかかってしまうのですが。

じゃあ出会ってすぐから友達付き合いが長くなるまでの間ならいいんじゃねえのという話で、確かに、以前どっかで「男女の付き合いが長期化すると恋愛対象として相手を見られなくなる。恋愛を始めるのには最適なタイミングがある。」という風な説を見たこともあるし、もっともだと思うんですが。

そこなんですよ問題は。臆病者で優柔不断な僕は踏ん切りが付くまでに長い時間を要するんです。で、そうこうしているうちに、その「恋愛を始めるべきタイミング」を逸してしまうんですよ。

つまり、なるべくして22歳童貞キモヲタ彼女いない歴=年齢になったんだなあと思ったと。そういう話。

取り残されるタイプ、馴染めないタイプ

ちょっと、いや、かなり、嫌な夢を見たんですよ。ものすんげー現実味のある、僕の性質がこれ以上ないというほどに的確に描き出された夢を。超悲しい思いをしたので、メモしておきたいんですが。

なんかね。多分、高校くらいで、校庭で学年集会みたいなのが開かれてるんです。一学年全員、綺麗に整列してんの。僕もその中にいる。

で、これからなんかのゲームをやるから(ドッジボールとかサッカーとかキックベースとかそんなのね)、適当に班を作れと言われるんです。でも、すぐに班を作るんじゃなくて、一旦隊列を組み直してから班を作るみたいなんですね、どうも。

僕は走りました、みんながおそらくそのあたりに並び直すだろうと思われる地点めがけて。そこで先に待ってれば、みんなやってくるだろう。あるいは、走ってる途中でも後ろから声をかけてくれる友達がいるだろう。いろんなクラスの人達が入り混じって走り回って隊列を組み直してる中で、僕はそんな風に考えていた。

でも、その地点までやっと一番乗りで辿り着いたところで、さあ班を作ろうと思って振り返って待ってても、誰も来ないんですね。みんな既に、隊列を組み直す途中で、仲のいい者同士で班を作ってしまってた。「並び直してから」っていうのは、みんな的にはどうでもよかったみたいなんです。そういうルールだと僕が勝手に勘違いしていたのか、みんながみんなでルールを無視していたのか、僕にはわかんないんですが、どっちにしても、みんなが思ってることと僕の思ってることは全然違ったらしい。

周囲は、既に班を作ってゲームを開始してる人達ばかり。時々、なんか僕の方を指さして笑ってるし。何だあいつ、一人でウロウロしてやがんぜ〜……みたいな。僕はもう恥ずかしい気持ちと寂しい気持ちで一杯で、友達の班に入れてもらえないかな、でも焦って走り出したらそれはそれでまた「必死だな(プゲラ」って笑われるかな、ってんで、とぼとぼ歩くわけです。

で、友達の人達が既に作ってた班に、ちょっと気まずい感じで合流するんですね。「……よぅ。入れてくれる?(ニガワラ」彼らは多分、快く受け入れてくれた。僕が合流する前と変わらない様子でゲームを再開した。

……でも、この友人達も結局は「僕じゃなく、みんなと同じ」方の考え方だったわけなんですよね。こうして班を作って既にゲームを楽しんでた風だったのがこれ以上ない証拠。いや、単に周囲がそうだったから(不安で)流されただけかも知れんけど。周囲がどうであるかに気付きすらしなかった、世間のスタンダードに気付きすらしなかった僕とは、どっちにしても、えらい違いです。

急に、こんな思いが頭を埋め尽くすんです。「あれ? あれあれあれ? なんでみんな普通にゲーム再開しちゃってるの? もうちょっと『ほったらかしにしてスマンカッタ』とか『気付かんくてごめん』とか気遣ってくれてもいいんじゃないの? それって『友達』としてアリなん?」そう思ってしまって、僕は急に、その班の中にとけ込めなくなってしまった。コートの隅っこの方でいじけて、ひたすら「構って君オーラ」を出し続けた。

考えてみたら、彼らは善意でそうしてたのかも知れないんですよね。腫れ物を触るかのように特別扱いした方が、却って傷つくんじゃないか、って。だから敢えて普通に振る舞ってたのかも知れない。だから、僕は僕で、負い目とか特別な意識とかそういうのを全部捨てて、普通にとけこんでいけば良かったのかもしれない。そうすればみんな普通に受け入れてくれたのかも知れない。

でも僕にはそうすることができなかった。

――てな夢をみたんです。そこで目が覚めた。

まあ、実際の世界では、とぼとぼ歩く僕を指さして嘲笑うような人は殆どいなくて、そもそもそんな風に気にかけられること自体が無くて、そんな風に感じたとしたらそれはただの自意識過剰で。友達の班に合流したら、その場の雰囲気で普通にとけこんで馴染んで遊んで、悶々とした気持ちなんてアドレナリンで押し流して忘れてしまったりして。今までもそうしてきたし、これからもそうすると思う。

でも心の中ではいつもこんな感じなんですよね。いつまでも「構って君」で居続けてる。

そんなことを思い知らされた夢でした。

9th day

ツッコミの激しいセンセが僕の時だけ何も言わなかったのは、僕の発表してる間だけどっか行っちゃってたかららしいですよ奥さん。……そうか、見る価値無しということか……

いくら何でも、バットマンVSエイリアンはやりすぎだと思うんだ。ていうか続編まであるのかよ。スーパーマンジャッジ・ドレッドも大変だな。

大学の遺失物の棚を見ても、僕の携帯は無かった。いよいよ本格的になくしてしまったようだ。個人情報漏洩ショボーン。

卒業制作発表会の感想とか

昨日は情報系の発表。皆まじめくさった表情で喋り10分の質疑5分と厳密に決められてて殺伐とした雰囲気の中、発表するスーツ姿の人達以外は4〜5人くらいしか観客来てなかったんじゃないのっていう閑散とした様子でありました。なんていうか、まあ、見ててあんまり面白いもんじゃないですな。

見てた中では、Webページ作りましたという制作で、単にGoLiveとかのツールを使っただけだったりして、ここは専門学校未満なのかとかちょっと暗澹たる気持ちになってしまったものもあった。しかもそれが4人による集団制作だったりするんですよ。小一時間問い詰めたい。

そういう点では今日のアート系の制作発表でもアレなのがいくつかあったわけですが、しかしものすごく魅せてくれるものもあって、見応えはこっちのほうがあったのは確か。知樹君のショートアニメとか、本大学史上おそらく初のライブ演奏とか、Flashによる小学生向け学習コンテンツとか、この辺のを見てると「ああ、卒業制作ったらやっぱ最低でもこのくらいはできてなきゃ駄目だよね」と思えて、また、そういうレベルの物が出てきてることに安心できる。

中でも、coi名義で発表されてたクレイアニメーションは見事だった。CGの効果といい雰囲気といい、なんつうか、こう、プロの品質っていうんですか? そういう物を感じた。1年がかりで時間かけて作ったそうだから実に感心する。僕なんて、11月に1週間くらい集中して作ったあと、つい数日前までほったらかしでしたからね……

あと、スクエニでバイトしてて既にゲーム制作に携わってるという人もいた。そういうの見てると、大学から飛び出すくらいのレベルじゃないと大学レベルとは言えないな、大学の枠内でやってる限りは高校レベルだな、と思った。

というわけで微妙にソーシャルハック気味な発言をしているわけですが。

10th day

仕事で使ってるLet's noteの液晶画面上にドットかけがあることに気付いた。あれ? 前からこうだったっけ……?

液晶

昨日代金を振り込んだ商品が今日届いてた。早ッ!! ……って、注文したの自体は先週で昨日まで振り込み待ち状態だったというだけのことなんすけどね。

届いたブツっていうのはナナオ(EIZO)のFlexScan S170。手数料込みでだいたい6万円か。いいかげん、7年物のゲートウェイ2000(古!)EV700が寿命くさい振る舞いを見せるようになってきてたので、買い換えたという形になりますね。

液晶買うのに通販かよ蛮勇だな!と言われるかも知れませんが、現時点ではドット欠けなどは見られず、おおむね満足しております。色も、薄いオレンジとかピンク色とか全裸美少女絵に欠かせない色の区別がきちんとつくし。最近の液晶ってすごいね。でもスクロールした時とか残像がけっこう気になる。ケチらないで、応答速度が2倍速いM170にすればよかったかなあ。でもスピーカがジャマになりそうだしなあ。ってことでS170にしてみたんですが、意外とスペースに余裕があって、これならM170でもよかったんじゃあないのかと早くも後悔しつつあります

ライセンスとか

mixiツールバーにasahi.comツールバーのソースコードがそのまま使われてたという話。ちなみに、どっちもFirefox用の拡張機能です。

XULとJavaScriptで記述されているせいで誰でも簡単にソースを見れてしまうFirefox用拡張機能では、ソースコードがらみの問題は普通のアプリケーションよりも厄介ですね。「明示的に許可されていなければ全て不許可」と考える限り、「見てもいいけど参考にしちゃ駄目ですよ」という生殺し状態が発生しやすい。

また、Firefox用の拡張の場合、開発に必要なノウハウに関する文書自体が圧倒的に不足しているので、XPCOMコンポーネントやXULのウィジェットの使い方の具体例を求めて、資料としてソースコードを参照しなくてはならない局面も多いです。そんな時、そのコードのライセンスが明示されていないと、もうね、どないせいちゅーねん、と。見ちゃった時点で、もう、そのあと何を書いても「影響を受けた」ことになっちゃうわけでしょう。泣ける。

厳密にGPLとかMPLとか明示してくれとまでは言いませんけど、何らかの形で表明しておいて欲しいなあ、とはよく思います。miniTはライセンス文はないですけど「作者名を明示してれば再配布も改変も可」とだけは書いてあったので、その点は助かりました。

12th day

svg要素のDOMインターフェースに、指定した矩形と重なり合う要素ノードのリストを帰すメソッドがあるということを知って、おおこれを使えば矩形選択とかができるぞ! と喜んだのもつかの間、Mozillaでは未だNot Yet Implementedなのでした……

最近流行りのXMLHttpRequestを使った処理(Google Suggestのインクリメンタルサーチ風表示が有名な例ですな)をXULと組み合わせれば、一昔前に「未来のコンピュータ利用像」としてよく語られた「手元にはディスプレイとキーボードとマウスだけがあって、全ての処理はネットワーク上のサーバで行う」というアレに近い物が実現できるかもしれないなあと思った。まあ、その気になればVNCとかリモートデスクトップとかネットワーク上のマシンのXサーバを使うとかでそういうことが普通にできてしまうらしいんですが。って、だったらこういうことにいったい何の意味があるんだろう? プラットフォーム非依存ってところだろうか?

明日のバンアレン帯茶会は皆さん手作り菓子を持ち寄るらしいのですが、僕は菓子なんて作れませんので、劣等感や罪悪感を覚えつつ出来合いの物を探しに阪神百貨店まで出向いてみた次第です。催事場は女子だらけでした(当たり前)が、そんな周囲の様子は全力で無視して、いや、むしろ若い女性にウケるのはどの店舗の物なのかという軽いマーケティングに利用させてもらって(いわゆるオバチャン方しか足を止めてないところと、そうじゃないところっていうのが、実はあるんですね……知らんかった)、なんとかいう店の300円のやつをバラ撒き用として適当に5個購入。あと、見てて自分が食いたくなったというだけの理由で、要冷蔵のケーキっぽいチョコレート菓子も買った。

新しい携帯

個人情報の漏洩、アドレスの消失、色々ありましたが、紛失した携帯はもう戻らないものだと諦めて、機種変更でこの場を乗り切ることにしました。キャリアはボーダフォンのまま。店舗に在庫が二機種しかなくて、片方はスライド式で僕的には殺人的に使い辛そうな感じだったので、消去法でもう一つの二つ折り式の方を選んだ。V602Tというそうです。

うちに残ってた前の携帯のアドレス帳のバックアップを見てみたら、日付が2004年5月……1年前かよ しかも吸い出しに使ったソフトがV602Tには対応してなくて書き込みができず、手作業で全部打ち直さざるを得なかったし。たった数十件だけど超めんどい。指が痛くなった。

今度の機種は画面がQVGAだったりカメラが付いてたりして(ってどっちも最近では当たり前のスペックみたいですけど)利用料金がかさみそうなので、とりあえず一月使ってみて、5000円以上いくようであればauのダブル定額あたりに乗り替えることを検討してみようかと思います。

13th day

添削を受けて卒業制作報告書を手直しした。本文の分量は変わらないけど、詳しい資料も付けといた方がいいと言われたので、Web Map履歴データベースの仕様やWebMapServiceのメソッドの仕様を技術情報のページからコピペして付録にしたら、なんか全部で30ページ超えてしまいました。付録の方が本文より長いって、どやねん。

バンアレン帯ゲゲボ茶会 〜チョコレートはもう勘弁して下さい〜

高校の漫研の先輩宅で催された茶会に潜入してきました。直前で若干名が不参加になって、参加者は僕を含めて4名。

在学中に何度か(ネタで)頂いておきながら、僕の方から何もせんのもいかんなあと思い、とりあえず僕から先輩方へチョコレートをばらまいてみた。合い言葉は「メリーバレンタインデー」で。つまんないですね。ごめんなさい。あと、3倍返しを要求してみたら「じゃあ今日のメインイベントの衝撃度3倍増しで返そう」と言われて、すんませんごめんなさい悪気はなかったんですどうか勘弁して下さいと。昨日買った5個のチョコレートはこのための物だったわけですが、余ってしまい少々鬱です。

ゲゲボ茶会、一発目のネタは主催者の先輩作の納豆ケーキ。 (外観) 見た目はまあ普通のショコラなんですが (断面) なんか豆っぽい物が明らかに沈殿してるんですよね……食べてみたら豆部分はやっぱりすんげー納豆の味がするし。でもケーキ全体としてはまずいということはない。ということで、ちょっぴりビターなベークド納豆ショコラでした。

二発目の「オーブンから出すときに落っことして、陰湿なイジメを受けたみたいになってしまった」(作者:談)フルーツケーキと、三発目の「プリンを作ってみようとしたら材料比を間違えてドロドロになってしまったので、チーズを入れてごまかした」(作者:談)というティラミスは、普通にうまくて面白味に欠けた(ぉぃ)ので割愛します。

で、ミートソーススパゲッティで塩分を補充したところで、本日のメインイベントの闇鍋ならぬ闇チョコフォンデュですよ。 (外観) ……なんですかこれ? ラーメンドンブリになみなみと注がれたチョコミルク、そして中に浮かぶは鈴カステラ、桜餅、天津甘栗、ウズラ卵ハンペン大根キュウリ。何か間違ってますよ。絶対これチョコフォンデュじゃないですよ。強いていうならチョコ雑炊ですよ。ガーナの農家の皆さんごめんなさい。いや、ガーナチョコかどうかは知りませんけど。 (消化中の図) そして、作った以上は食べるんですけどね。

菓子類はまだいいんですが、根菜は駄目ですね……キュウリとか水分が抜けてるし。先輩曰く、「ボク、まずいよね……? という消極的マズさ」だそうです。僕も同意します。ウズラ卵は評価が分かれました。僕は駄目だったんだけど先輩方二人は大丈夫だったようです。納得いかんなあ。

最悪だったのはハンペン。さっきの根菜の消極的マズさに比べて、こいつは「攻撃的なマズさ」(先輩:談)です。タンパクな味なのかなあということで持ってこられたそうですが、ハンペン自体に塩味が付いてるからか、すんごい自己主張激しくて、もうね、助けてよと。ハンペンはチョコに浸けずにおでんの具にするのが正解ですね。

(後始末の図) とはいえここで捨ててしまったりしないところが我々の偉いところでして。具材を全て平らげ、残った汁は牛乳を足してホットチョコレートにし(カップの底に大根らしきカケラがあったことは気にしないでおこう)、きちんと完食するのです。 (完食の図) ――お疲れ様でした!(ごちそうさまとは口が裂けても言えない)

胸焼けするわ疲れがどっと出るわで、これで一年分はチョコ食ったなとか話していたわけですが、よく考えたら、僕が持ってきた要冷蔵のチョコ菓子(デザート)がまだあったんですよね。ぬかったわっ……! ポテトチップスでチョコレート分を中和しつつしばらく休憩してからみんなでトライ。……まあ、これは普通においしかった。というかここまでの世界が異常すぎた。

あとは何となくみんなでマターリとしつつ、そういやサイトの方でバレンタイン企画しないとねとかそんな話になって、漫研の集まりらしく落書き大会になったりもしました。

感想。チョコレートはしばらく食べたくないです……

14th day

昨日のチョコレートづくしがまずかったのか、腹具合が悪くてしょうがないです。

目が覚めたらもう夕方で、速攻で大学に行って報告書提出して帰ってきましたよ。所要時間約1時間。大学生活最後の新記録ですな。

大学まで行く途中、路側帯にタクシーがずらっと停まってたりパトカーがいたりカメラ持った人らや野次馬が大勢いたり、なんぞ事故でもあったんかいのう……とか思ってたら、殺人事件ですか。おっかないですなあ。しかし、テレビ見てたら「この辺ではこんな事件は起こったことがなかったのに……」とか言ってる人がいたけど、この町は意外とバイオレンスですよ? 記憶にあるだけでも、中学生が老人を殺したとかホームレスを殺したとか。

今日中に絵を公開するべく必死こいて描きまくり。

15th day

さて、メリーバレンタインデーです(意味不明)。……結局、14日に間に合わせることはできませんでした

仮面ライダーになりたかった戦闘員。スカルライダーに泣けた。ヒーローものではよく「主人公そっくりの敵」が出てくるけど、そいつらにももしかしたらこういうバックストーリーがあったのかもしれませんな。他の内容も良い。

冷静に考えれば、給料が出てたり食堂があったり風呂場があったり夏祭りがあったりする悪の組織ってどやねんって感じなんだけど。ていうか、昨日NHKのサトウハチローのドラマを見てて「喜三郎の傷があっという間に治ってるのは何故?」とツッコんでみたら、男はドラマでも何でも冷静に分析するものらしいねと母に言われた。物語に没入してる時はそうでもないぞと反論してみたけど、スカルライダーに冷静にツッコミを入れてしまった自分を省みると、言われたとおりなのかもしれないと思った。

世の中には「ストーリーだけを楽しむ人」「ストーリーもツッコミどころも両方楽しむ人」「ツッコミどころだけを楽しむ人」「どっちも楽しめない人」の4種類の人間がいる気がする。

江川紹子による堀江貴文インタビューとその解説。自分が目にしたライブドア関係のテキストでは一番面白いなと思った。

のりさんと岩井さんと飲んでて、哀さんのXPath講座に出席できなかった。ていうか今日だとは思ってなかったのですよう。

出勤しても思ったようには仕事は進まず、自分のやってる程度のことで給料貰ってええんやろか? クオリティ的にも、今まで自分が趣味レベルでやってきたことの延長線上のものでしかないのに……と漏らしたら、それを外注に出したらどれだけボられるか考えてみろ、そしたら会社の役に立ってることが分かるだろ、と言われた。そう言われても相場が分からないんだなあ。このクオリティでこのくらいの納期ならこの値段っていうのが。そして僕の中のイメージでは「普通」はもっとクオリティ高くて納期早い気がするんだ。

とらのあな通販で注文していた恋人は腐女子が届いていた。仕事早いなあ。感心した。で、感想。オモロすぎ。男と女の配役を入れ替えるとまず間違いなく話が成立しなくなるあたり、絶妙だと思った。名作だ。

17インチCRTの引き取り手が見つかったようですよ。ていうか7年物でごめんなさい。これって役に立つんでしょうか?

16th day

昨日付の絵、どーしても気になる箇所を何点か修正して、差し替えておいた。

自分のアイデンティティに関わることで反応してもらえると幸せだ。自分のアイデンティティに関わることで人に幸せになってもらえると、もっと幸せだ。既に絵コンテンツの更新が大多数からは望まれない(ていうかそんなことやってる暇があるならTBEとか改善しろよという声が聞こえてくるなあ……)ようになってしまった僕と僕のサイトだけれども、僕の絵で心が満たされてくれる人がいる(た)ということを礎に、気ままに描き続けたいと思う。そういうわけでバレンタイン絵の高解像度版置いときます。

なじみの散髪屋で散髪してきた。オサレ人の集う美容院とやらに行く勇気は僕にはありません。

リアルタイムの方がウケる

べつに、のりさんの話を聞いたから思ったってわけじゃなく、こないだの卒業制作発表でライブ演奏してた人達を見たときに思ったことを思い出しただけなんだけど。

リアルタイムでめまぐるしく進行していくものの方が、かっこよくて、ウケがいいように思う。逆に、引きこもって膨大な時間を投じて物を作って世に出すタイプのものは、かっこわるくて、ウケが悪いように思う。

具体例としては、例えばミュージシャンや歌手やスポーツ選手や英語喋れる人やなんかは、ものすごく輝いて見えてものすごく尊敬される。羨望の的だ。でも、絵描きやプログラマや小説家やなんかは、彼らと比べると、輝いて見えない日陰の人という感じだ。

つまり、ライブで絵を描いたり、ライブでプログラム書いたりしても、ちっとも全然盛り上がらないだろうってこと。音楽とかリアルタイムな特技を持ってる人がとても羨ましいなということ。

名医なのか? 歯医者

いいかげんガマンの限界くさかったので歯医者行ってきました。東成区深江橋にある土井歯科医院というところです。駅の地図に他の歯科の名前はあってもここの名前はなかったのでなんか不安だったのですが、父に渡された手描きの地図を見ながら探し当てることができました。

父が10年くらい前から世話になってるそうで、技術や指導方針に全幅の信頼を寄せている模様なのですが、僕もさっそく「(他の歯医者で何年も前に治療した跡を見て)こんなの私から見たら治療とは呼べない」とかスゴイ発言を賜ってしまいました。なんか和歌山とか京都とかからも検診に訪れる人がいるそうです。ほんとかよ。

とりあえず今一番痛んでるヤバイとこの穴を仮埋めして貰いまして。他にも全面的に手を入れるから1年くらいは通いを覚悟せえと言われてしまいました。早く完治したいのう。

17th day

IE7(CSSとビヘイビアによるハックじゃなくて、ホントにInternet Explorer 7.0の話)関係の話題はブルーライトノヴァの記事にリンクがまとまってて助かる。この一手にはたくさんの意図が込められてるんだろうとは思うけど、Firefoxの台頭を見て出す予定も無いWinXP用IEを出すという嘘の発表をしてIEのシェア下落を食い止めようとしているという見方も、あながち妄想とは言い切れないかもなと思った。

PDFをFirefoxで(プラグインを利用してブラウザ内で)開くと、タブを閉じるのに1分や2分は平気で待たされる……という問題は、Firefox 1.1あたりでは解消されている気がする。今使ってるTrunkではReader 6.0との組み合わせで件の問題は起こっていないようなので。もっとも、プラグイン起動時にReaderのスプラッシュが前面に出てきてブラウザが操作不能になるのは変わってないけど。

窓の杜は拡張機能をプラグインと呼称しますよという話。別にどう捉えようと構わんとは思うけど、Firefoxの拡張のことをプラグインと呼ぶ一般ユーザが今まで以上に増えたら、ユーザ同士で情報の断絶が起こって、こんな便利な拡張があるのに初心者は「プラグイン」で検索してるから辿り着けない、てな事態が深刻化しそうな気がする。まあ、自分が探すときは大抵「Firefox 機能名」だけで検索するんだけどさ。

再来年?くらいに入社されるらしい方を囲む飲み会。酔いつぶれて帰ってきたんですが、案の定というかなんというか寝過ごして一駅向こうまで行ってしまいまして。まあK特急に乗って京橋で降りるべきところを中書島まで行きすぎるよりはマシなわけですが。

情報量が大きくチャネルを多く占有する物を生み出せる人ほど人を虜にするのではないか

絵描きはリアルタイムじゃないからライブやってもウケないと述べたところ、アサノさんからライブペインティングという芸術のジャンルおよびDeltaというアーティスト(どうでもいいけどこの人はガノタFSSオタなんだそうだ)について教えて貰えた。

……ええと。僕が言いたかったのは、そういう反証で覆されるようなことではなくって。

  1. 音楽や映像のライブ(視覚と聴覚を占有し、予測の付かない変化で思考を拘束し、時間的に強く拘束する)→最もウケがよい
  2. 音楽のビデオや映画(視覚と聴覚を占有し、時間的に拘束する)
  3. 音楽(聴覚を占有し、時間的に拘束する)、漫画や小説(視覚を占有し、時間的に拘束する)
  4. 一枚絵(視覚を占有し、時間的に拘束しない)→最もウケが悪い

まとめると、こういうことなのではないかと思うのです。絵は占有するチャネルも少なければ時間的に拘束することもなく、逆に、チャネルを多く占有するものほど人を魅了し虜にする(頭を働かせずに感情任せに作品を受け入れられる、つまり、夢中になれる)のではないか、と。

目立ちたがり屋か

周囲の評価をものすごく気にする人だというのは、その通りだと思う。とは言っても、制作中や制作開始前とかにまでそういうことを考えているわけではなくて。やってるときは他のことに目もくれず突っ走ってて、気が付いたら周囲からある程度の評価を得られていて。でも、ふと我に返ると、他人が羨ましくてしかたがない。そんな感じ。

「目立ちたい」という言葉で要約してしまうとニュアンスが違うような気がする。「うわ変人がいるよ(プゲラ」とウォッチ対象になるのまで望んではいないから。「一目置かれたい」という言葉の方がより正確だと思う。そんな邪念があるから小物で居続けてんだよ自分

18th day

つうか窓の杜もさ、どうしても「プラグイン」と呼びたいのなら、「プラグイン」の一単語で呼ぶことに拘らないで、「機能拡張プラグイン」「入出力プラグイン」みたいに呼び分けりゃええんとちゃうん? 音楽プレーヤーで「ビジュアライザプラグイン」「入出力プラグイン」とか呼び分けてる例が既にあるんだし。そうすりゃ、どうしてもプラグインと呼びたい人達も正確な呼び名で呼んで欲しい人達もどっちもウマーじゃないんスか。ていうかもう考えるのがめんどくせえ。適当にやってくれ。

あと、昨日のライブが云々いう話は作品じゃなく作品を生み出す人、パフォーマーに関する話であって、要するに「ライブやってる人ってモテるよな。羨ましいよな」って話です。

巻き戻し/早送りボタンのオマケ機能の、前後のページを検出する機能のアルゴリズムを改良(改悪?)してみた。rel属性等で関係性が明示されている場合は評価を10、ラベル文字列に「次」とか「Next」とかの文字列が含まれてる場合や、同じドメインのページへのリンクの場合、そしてリンク先のURIが連番と思しい場合は評価を1として、これらの評価の合計値が最も高いリンクを「次のページへのリンク」と見なす、というもの。あと、ラベル文字列の判定にブラックリストを使えるようにした。これで「目次」と「次のページ」というリンクが並んでるときや「次のページ」と「先輩の日記」というリンクが並んでるときなんかに誤判定が起こる確率を減らせるのではないだろうか、という目論見。その分重くなってると思うんだけどね……(←またかよ(←Piroが作る物は何でも重くなる法則))

vaporwareという単語を初めて知った

「IE7の発表はvaporwareだ」と指摘した奴はいねぇのか?って話があるようですが、むしろ、僕の知り合いでIE7にCSSフルサポートやなんかの甘い幻想を抱いてる人が多いのが、僕には正直意外でした。

――いや、変わったのはむしろ僕の方なのか。

IE7のニュースに興味を抱く視点は大別して「セキュリティ関係」「Web標準関係」「ブラウザ関係」の三つに分けられると思う。このうち前二者に分類される視点でこのニュースを見た人は、ニュースを信じてIE7に期待してて、最後に分類される視点で見た人は、IE7を他ベンダ牽制のための(ともすれば嘘の)発表と認識してる……んじゃなかろうか。そして僕は最近ではすっかりFirefoxに肩入れする人になってしまった。僕は真っ先に第三の視点でニュースを捉えてしまった。

実際のところ、この発表に込められた意図は以下のようなものではないかと思う。

  • Firefox等にこれ以上シェアを食われないための牽制(いまFireFoxに乗り換えるとまたIEに戻すの面倒だよー、そのままIE使い続けたほうがいいよー、というアピール)
  • IEのセキュリティ上の信用の下落に歯止めをかける(リリースはまだでも、ちゃんと取り組んでいますよ、というポーズ)
  • 世間の感心を、最近目だった動きの見られないMS・Windows・IEに引き留めておく(宣伝広告)

そしてこのいずれにしても、実際にIE7をリリースしなくても、あるいはIEを改善しなくても、目的は果たせてしまう。このへんはもう言ったもん勝ちの世界だから。

19th day

ふと思ったけど、次の課題は「平面的な絵にならないようにする」ってことだろうな、と。なんか全体に渡ってハイライトとか影とか律儀に付けようとするからメリハリが無くて平坦な絵になってしまうんだな。これは拡大して部分部分を塗ることの弊害だ。openCanvasは高解像度での拡大縮小が死ぬほど重いので、余計にそれが助長されてしまう。つうかやっぱデュアルディスプレイに対応して欲しいよ……

ゆきちさんが風博士関係の名目で訪阪されるついでに座談会というか雑談会を催そうということになり、僕も休日出勤ですよ。そしてzoeさんと三人で、Macの1ボタンマウスをクソミソに貶したりディスプレイというユーザーインターフェースにおける最大のボトルネックをクソミソに貶したりFirefoxのUIをクソミソに貶したりしました。詳細はゆきちさんがレポートにまとめて下さることでしょう。

思ったのは、やっぱみんな現行のソフトウェアのUIに並々ならぬ不満を感じてるんだなあということ。そしてそれなりの考えに基づいて行動していること。でも、それがなかなか実を結ばないということ。「直感的で分かりやすいUI」を追求しすぎると「過去の経験が使えなくてまったく分からないUI」になるし、「伝統通りのUI」を作ると「直感的でないUI」になる。もう、ソフトウェアの問題っていうよりコンピューティングの問題なんでしょうね、きっと。

TBEをグダグダにした責任の一端はユーザにもあると思うよ、と言ってみるテスト。だってみんな、ちょっとずつ違った要望をあげてくるんですから。「それぞれのタブにクローズボックスがあるならタブバーのクローズボックスは不要でしょ」という人がいる一方で、「各タブとタブバーの両方に同時にクローズボックスを表示できないのはおかしい」と言う人がいたりして、その両方のニーズに応えるために余計なチェックボックスと条件分岐が増える、みたいな感じで。

……こういうことが重なってくると、僕自身が僕というユーザのためにFirefoxの細かい気に入らないとこを自力で直してるだけなのに、他のユーザの人が僕を「ユーザ」ではなく「開発者」という壇上に押しやってる、という風にすら思えてくる。いや、押しつけられたんだと言い切ることはできなくて、もちろん自ら開発者的なスタンスに立とうとしている側面も否定はできないんだけど。だからって、他のユーザの人達が彼らと僕との間に進んで壁/断絶を作ってしまうのは、それってどうなのよと思う。

ジュンク堂に行ってみたらFirefox本二冊ともすでに棚に並んでたし。インプレスのものは献本して頂けることになったのでちらっと立ち読みするだけにして、参考資料(?)として辰巳出版のものを買ってきた。そして読む。おお、まさに乗り換えのための本ですな。キーボードショートカット一覧とか拡張のピックアップ紹介とか。userContent.css/userChrome.cssにも触れてたり。Thunderbirdの解説もあるけど、ということは、Thunderbird解説書としてはこれが初になるのかな。

対するインプレスの本は、隠し設定の紹介とかに力を入れてる印象だった(「できるシリーズ」のノリなのか、「○○するにはどうすればいい?」という視点でのまとめ方)。browser.jarを展開して中身をいじる方法についても触れてたり、意外とディープですね。しかしあれで分かる人がどれだけいるんだろうか……

20th day

なんか最近、心が荒んでると思う。人の嫌がることや不謹慎なことを言うのが愉快に思えてしまう。そんな自分が嫌だ。

同人男の勘違い――僕のする「恋愛」ってこんな感じになりそうな気がしてなりません。鬱。キモイ伝とルサンチマンあたりを買ってリハビリテーションに励もうかと思います(いやそれ逆方向だし)。

Click-Throughという概念(fromねこめしにっき)を発端として考える、ユーザーインターフェースに関する理念

このあいだゆきちさんとzoeさんと話した内容と深く関わるようなので、掘り下げてみます。

Click-Throughとは、アクティブでないウィンドウをクリックしたときに、ウィンドウをアクティブにするだけでなく、そのクリック位置に対して操作も行う(ブラウザであればリンクをたどったり、お絵かきソフトであれば色を付けたり、など)ことを言うそうです。

Windowsなどではほとんど全ての場合においてそういう挙動なので、ことさらそのことを意識することはありません。が、Macでは昔から「Click-Through」と「非Click-Through(アクティブでないウィンドウをクリックしたら、そのウィンドウをアクティブにするだけで、操作は行わない)」という二つの挙動が明確に存在しています。

Click-Throughに関する僕の結論を最初に言ってしまうと、「インターフェースとしてのハードウェアが現状のものと変わらないのであれば、Click-Throughで統一した方がいいんジャマイカ?」ということになります。以下は、それを発端とした、よりメタな考えの覚え書きです。

自動的な判断には限界がある

その操作をClick-Through可能にするべきか否かを、アプリケーション開発において、どうやって決めるか。「ユーザはこうしたいはずだ」とどうやって決めつければよいのか。どうすれば、ユーザの心を読めるのか。突き詰めると、そこに辿り着かざるを得ません。

問題は、「ここはClick-Throughにするべきか否か」という開発者側・アプリケーション側の判断と、ユーザの「ここはClick-Throughで操作したいかどうか」という要求が、食い違ってしまった場合です。そしてそのような食い違いは現状では防ぎようがないです。

例えば、元々の話題では「アクティブでないFirefoxのウィンドウの中のリンクをクリックした時は、リンクを辿りたくない」という要求に基づいてClick-Through無効の提案がなされていました。しかし僕は、Ez Sidebarによる別ウィンドウや別のアプリケーションで表示させた記事の一覧と、閲覧領域としてのFirefoxのウィンドウとを並べて、どちらがアクティブであるかを意識することなく平行して使うことがあります。この時僕は、強いて言えば「アクティブでないFirefoxのウィンドウの中のリンクをクリックした時も、リンクを辿りたい」と意識していることになります。同じアプリケーションでも、ユーザや局面によって、求められる挙動は変わってきてしまうのです。

チャンネルを増やすという解決策がある

一番簡単で効果的な解決策は、その意図を伝えるための別のチャンネルを用意することです。例えば、視線入力なり脳波なりテレパシーなり。マウスの第2ボタンやスクロールホイールなども、その一例でしょう。

余談ですが、視線入力は、「どうやって『クリック』と『ただの注目』とを判別すればいいのか」といった点などで、マウスの代替としてそれで全ての操作を行うことは難しいです。しかし、「ポインティングは視線入力で、クリックなどの操作は手元のスイッチで」とチャンネルを分けて使うことで、実用的になると聞いたことがあります。要するに適材適所なんでしょうね。

視線入力や精神感応などのような物理的なチャンネルを増やせない場合、ソフトウェア的に(画面上で)チャンネルを増やしてやるほかありません。ウィンドウインターフェースの場合、僕は「タイトルバー」がそれに該当するものだと考えています。つまり、Click-Throughせずにフォーカスだけを切り替えたければタイトルバーをクリックし、Click-Throughしたければウィンドウ内をクリックする、という使い分けです。

だから、その代わり、一つのチャンネルの挙動は一つに決めておく。挙動は局面に応じて変えたりしない。自動判断の失敗の原因になる「自動判断というアプローチ」そのものを否定するのが、多チャンネル化支持についての僕の意図の一つです。

やたらにはチャンネル数を増やせない・増やさない根拠もある

チャンネルを増やせばよいとは言いましたが、無闇にチャンネル数を増やせない事情もあります。

Appleは、1ボタンのマウスを頑なに採用し続けています。2ボタンでも3ボタンでもなく、また、ペン型でもなく、「1ボタンのマウス」を。それは何故か。幼児でも、事故で指を失ったりしても、誰でも確実に操作できるようにするためだ、という風に僕は聞きました。

Macは、利用できるための敷居を下げるために、多チャンネルの利便よりも、少チャンネルの確実性の方を取ったわけです。この場合においては、複雑な操作の実現には、自動的な判断が不可欠です。同じ『クリック』という操作に複数の意味を持たせようという考え方も、ここから来ていると言えます。

最善の道

だからといって、少チャンネルだけに拘り続ける必要はないはずです。「確保しなくてはならない最低ライン」のはずだったのに、それを「絶対にはみ出してはならない上限」にして、拡張することを否定してしまっては、せっかくの二本の腕を、10本の指を、足を、目を、口を、活かすことを否定してしまっては、進歩がありません。

  • 最低限のラインを確保すること。
  • 要求に応じて拡張できること。「最低限のラインを確保する」ために設けられた制限や配慮を取り払えること

Webページにおける、HTMLによる「最低限のアクセシビリティの確保」と「CSSなどのスタイルシート技術やスクリプトなどによる拡張」というやり方。Mozilla/Firefoxの「本体は最低限の機能のみに絞り、ニーズに合わせて拡張機能を使う」というアプローチ。僕は、これらがそのために必要な基礎技術と考えています。

僕は、これは単一の最終回答ではなく、無限ループあるいはスパイラル的に改善の道を探っていくものだと考えています。もしこれを単一の最終回答と考えてしまうなら、「拡張の数が多すぎて、わけがわからない」「設定項目が多すぎて、訳が分からない」といったFirefoxユーザから聞こえてくる不満の声に応えることができません。

だから、そこで歩みを止めず、「誰でもニーズを満たせるようにするための最低限のライン」を確保したり、「その制限を超えてもっと自由にできるようにすること」を実現したり、を繰り返す。それこそが最善の道であろうというのが、今の僕の考えるところです。

22nd day

会社に届いてたFirefox完全攻略ガイドを改めてじっくり読んでみる。ああ、こっぱずかしいのう……てゆか、誰これ? なにヘラヘラ調子こいて妄言吐いてんの? そして発言がいちいち嫌味ったらしいのな。ということで、ゲラで既に一度見てはいたけど書籍になったところを見るとまた新たな鬱が発生する今日この頃なのでした。

製品の写真を撮影するための機材をヨドバシカメラで揃える日。普通はスタジオとかプロのカメラマンとかに依頼するんだろうけど、そんな予算はございません! 背景に敷く紙と照明とトレーシングペーパー(点光源を面光源にするために必要)と三脚を買って、レフ版は折を見て手作りし、カメラはあり物を使うことにする。試しに時代遅れのデジカメで撮ってみたところ、なかなか綺麗に撮れた……気がする。次はもっとマシなカメラで撮ろう。

弊社でSI事業を担当してる方に、XULのリッチクライアントとしての利用について質問されたので、ソースとかVenkmanとか見せつつべらべら喋りまくって洗脳を試みてみた。Firefoxでできてることは何でもできますよ、みたいな。考えようによっては、他でもないFirefoxそのものが既にリッチクライアントなんですよね……

23rd day

JavaScriptとXMLHttpRequestであれこれするのにハマってるごろたんから「JavaScriptでデザインパターンってどうやるんだ」と聞かれ、「デザインパターンって何ですか? GoFって何ですか? 強いんですか? おいしいんですか?」と返す僕。そして、デザインパターン入門とかエロゲで学ぶデザインパターンとか見て勉強せいと、逆に教わる始末。んあー、こうして提示されると、Singletonとか今まで深く意識しないで既にやってきてたんだなー。知ったからってどうできるわけでもないけどさ。

JavaScriptでごにょる、関連の話題のリンク集とか。

Ajax: Web アプリケーション開発の新しいアプローチ
javascriptによるRIAの構想:ajax(要約)
一昔前に流行ったDynamic HTMLとの違いは、「XMLHttpRequestを使って動的な通信を行うこと」が一番大きい気がする。クライアントが貧弱でもサーバが強力なら、連携を密に取りさえすれば何だってできるから。これが可能になったのはブロードバンド化のおかげだろう。
Ajaxという名前がついた
「Web日記」が流行らず「blog」が流行ったのと同じで、外来語として入ってきた途端にありがたがられ広まる、日本の不思議文化。
JavaScriptでデザインパターン
IteratorとFactoryのJavaScriptでの実装例。

しかしHTMLを皮に使う限りはツリーの実装とかめんどくってしょうがないよね。だったらHTMLの代わりにXUL使えばいいんちゃう? FirefoxならVenkman(JavaScriptデバッガ)もあるしさ。と、ささやかにXULを布教してみるテスツ。

24th day

閉じたタブの分のメモリが解放されない問題に対するパッチの内容を見たら、XUL層での対処だったので、TBEにそれっぽく取り込んでみた。この位置へのコードの挿入で効果があるのかは分かりませんが。べつに他意はなくて、Debian GNU/LinuxでFirefox 1.0をまだまだ使い続けないといけない自分向けの救済です(あっちはあっちで独自にパッチ組み込みそうな気もするけど)。→あ、メモリ大量消費の問題じゃなくて、大量にタブを開いたり閉じたりしたときの問題なのね……

iPod miniがバージョンアップですか。HDDが4GBから6GBになり、電池も大容量化、と。旧モデルこないだ買ったばっかなのに…… まあ旧モデルの仕様に不満があるわけではないですが。それより気になるのは、FireWire/IEEE1394ケーブルが別売になってUSB 2.0ケーブルのみが付属するという点。ってぇーことはFireWire専用のACアダプタの代わりにUSB専用のACアダプタが付属するんですか?? ……と思ったらどっちも付いてこなくなるんか結局。まあiPod系の製品を何個も持ってる人もいるだろうし、PCと繋がなきゃ意味のない製品だからPCで充電できればそれで十分だし、完全にオプション扱いでも問題はないんでしょうな。ていうかUSB専用のACアダプタが存在してることを知らなかった。

社内カメラマン(違)のKさんの私物のン十万円もするデジカメでもって商品写真の撮影などしておりました。撮影ブースを作って、陽炎が立つほど熱いライトを点けて、ものごっついカメラでバシャバシャ撮りまくってる様を見てると、なんか、ホントに会社みたいに見えてきますね(いや、会社なんですけど)。

25th day

miniT(drag+indicator)、ドロップ位置のインジケータとかものすごく魅力的なんだけど……多段タブにはこのままでは使えないぽいですね。

デザインパターンとかいうのを使ったら、TBEももっとスッキリしますかね。

こないだ放送されてたのを録画してそれっきりになってたフォレスト・ガンプを今更見た。実はこれが初見。感想。見終わった後しばらくの間優しい気持ちになれる映画だと思った。

天野こずえ「AQUA」「ARIA」は、マンガという形態の作品ではあるけれども、「漫画」と言うよりは「詩」だと思う。詩は読んで感じるものだ。感じるつもりのない人が読んでも、そりゃあ、面白いはずがない。――と、この作品をつまらないと評している人を見ていて思った。

Piro拡張化 【ぴろ・かくちょう・か】

拡張の作者がサービス精神で高い技術を持っているがゆえに、その作者が作る拡張の機能が肥大化し、動作や設定の複雑化・煩雑化やバグの増加を招き、意図とは逆に使用者の使い勝手が悪くなることを表す。

コンテキストメニュー拡張やタブブラウザ拡張で世界的に有名なXULアプリケーション作者のPiro氏の作成する拡張にその傾向が強いのでこう呼ばれるようになった。

タブブラウザ拡張は元々は機能が多くなり複雑化したコンテキストメニュー拡張から単機能拡張として分離独立したものだが、そのタブブラウザ拡張もまた同じ道を辿った。

そんな言葉があったとは知らなかったけど、解釈がずいぶん違いますな。僕の作る物が「Piro拡張化」するのは偏に「技術力が低いから」じゃあないすか? 技術力がありゃあ、こんな泥沼実装しないでしょうよ。ええ。

嘘は嘘と見抜ける人でないと(匿名掲示板を使うのは)難しい

なんか、1月頃に出回った、僕がMozilla Japan入りしたというデマを、本気で信じてる人がいるみたいですね。マジ迷惑だ。このデマを流した者は、どうしてもMJやMozillaコミュニティを崩壊させたいらしい。

  • 僕の作る糞な拡張が、MJのブランドを汚すことになる。「MJの奴はこんな程度の技術力しかないのか」と悪評を広めることになる。
  • 一般ユーザが、僕の作る糞な拡張を「MJ」というブランド付きで見てしまうことにより、不当に安心してしまう。昨年修正した「ページ読み込みと同時にHDDをフォーマット、なんてことまでできてしまう大穴」のようなバグがあったとしても、それを事前にあぶり出すチェック機構すらないのに。それで実際に被害に遭ったとき、矛先はどこに向くか。

話はズレるんだけど。オフィシャルなものとアンオフィシャルなものは、使う方もきちんと理解して使わないといけない。Firefox本体を導入する時だって、オフィシャルなビルドと野良ビルドとは分けて考えないといけない。それができない人は使うべきではないし、他人に勧めるべきでもない。野良ビルドや野良拡張を使って被った被害を、オフィシャルにどうこう言うのは筋違いなんだから。

気にくわないものを作ってる人に要求するのがおかしいと思うんだ

Tab MixやminiT、Click 2 Tabなどの多数の拡張が既に存在している状況で、何故今敢えてTBEを引き合いに出して「TBEがああなれば」とか言うんだろう。なんで、自分の気にくわない物を作ってる人に、わざわざ、自分の気に入るものを作らせようとするんだろう

いや、営利企業なら新規顧客の獲得チャンスなんだから、予算の許す限りいくらでもやると思いますよ? それに手を出すことが、営利企業の利益に繋がるんですから、つまり顧客とベンダの利益が一致するわけで。

しかし、僕という個人の第一目的は「金銭」ではないし、そもそも、こんなものいくら作ったところでカネにすらなりゃしません。僕は、僕にとって面白いものや、僕にとって便利なものなどの、僕の気に入る物を作りたい。そして、少なくともタブ関係のことについては、彼らの気に入る物を、僕は気にくわない。もし手を出せば、僕は、僕の気にくわない物のために、長い時間を費やさなくてはならなくなり、僕の気に入る物に時間を費やせなくなる(今だって、他のやりたいことを犠牲にしてるのに)。僕と彼らの利益は一致しない。それどころか、僕にとって不利益になる。

だから、僕は僕の気にくわない物のために時間を割きたいとは思わない。僕の気にくわないものが欲しい人は、自分で作るか、それを気に入る人に作ってもらうかして下さい。悪いけど、僕は慈善事業だと思ってやってはいない。多分、ほとんどのオープンソースプロダクトもそう。

ただし、僕が僕の気に入るように作った物を、他の人が自分の気に入るように(僕の気にくわないように)改変することも、自由にできるというのが、オープンソースのいいところです。まあ、こんな糞コードは流用しない方がむしろ良さげな気もしますが。僕の気にくわない物をガンガン作ってくれて、いっこうに構いません。というかむしろ推奨。応援してます。是非とも頑張ってください。ということで一つよろしく。

26th day

新海誠「雲のむこう、約束の場所」を見ました。二度にわたってARTIFACT@ハテナ系でとりあげられてる(非主流派男子からの好意的感想リンク集女子からのキッツい感想リンク集)とおり、映像、音声、ストーリー、全てに渡って素晴らしく童貞マインドあふるる映像作品だと思いました。さすが、エロゲーという童貞相手の産業の世界でいかに顧客の心を掴むか腕を磨いてこられた方だけのことはある、と思いました。童貞マインドの塊である自分の欲望を「ほれ、これがいいんか? これが感動するんか?」と鏡に映して見せつけられたみたいで、ちょっとブルーな気分になる作品でした。……とか何とか書いてるとひたすらイヤーな作品みたいですけど、映像はものすんごく綺麗だし、演技も音楽も全てがピュアな感じを演出してて、「綺麗な物」を見たくなったときには多分最適だと思いますよ。

あと、ターミネーター3も見ました。なんか微妙。ブッ壊しまくりの映像は面白かったけど、話が…… あと成長したジョン・コナーがT2の時とイメージ違うのも……

歯医者の施術第3700円払ったら、帰りの電車賃ギリギリしか残りませんでした鬱。今、財布の中には75円しかありません。そんな状況にもかかわらずその帰りにブックオフで筋肉痛の脚に鞭打って3時間ほど立ち読みしまくってヘトヘトになってみたりもしました。え、買えよって? いやそれに関しては吝かでないんですが、買っても置き場所が無いんで……

忙しい、とか、大変だ、とか、わざわざ言う人にはなりたくなかったんだけどなあ。

27th day

えび日記アメリカの10代の若者のWeb閲覧者には、小さいフォントサイズを好む傾向は見られなかった、というリサーチ結果が紹介されていた。

ほんと、Firefox開発チームはMacが大好きなんですね。Burning Edgeのもとひこ氏による訳を見るに、新設定パネルのアニメーションとか、Macに憧れてMacをマネしようとしてるんだけど当のMacユーザからは相手にされてないという痛さが僕には感じられるんだけど、それは僕の心が汚れているからでしょうか。しかし隠し設定のbrowser.preferences.instantApplyがWindows以外の環境でtrueだというのはいただけないな。ヒューマンエラーを回避するためにも、ここはfalseがデフォルトなのが当たり前であるべきではなくて?(何故かお嬢口調)

歯医者のセンセが、やたらと株を勧めなさるんですよね。50万ためて株やって1億貯めれ、と。でも株って株式市場に集う人同士で金の奪い合いをするゲームなわけで、カモの参加者が増えれば増えるほど今儲かってる人はますます儲かるわけで、詰まるところ、センセはカモになって欲しくて株を勧めなさってるんでしょうか。

iPod miniの新モデルが出たということで、もしかしたらと思ってアップルのサイトを見てみたら、ファームウェアも更新されてた。で、導入してみようとしたら、これがまたトラブルの嵐で……iPod SoftwareとiTunesの両方をアンインストール→新しいiPod Softwareをインストール→再起動 でやっと正常にアップデートできた。ところでACアダプタ付きの旧モデルiPod miniユーザの僕にとってはどうでもいい話なんだけど、ファームウェアの更新後に外部電源との接続を要求されたんですよね……ACアダプタなしの新モデルの人はどうするんだろう? まあ新モデルでは外部電源との接続も不要なのかも知れんけど。

ヴェネチア・ビエンナーレのアレを題材にしたNHK教育の番組

NHK教育 新日曜美術館の、ヴェネチア・ビエンナーレ建築展の日本館の話を見た。NHKがヲタをどう放送するのか、に興味があったので。

感想。カタログの内容とほぼ同じ構成ですね。しかし解説付きの映像で細かいとこまで見れるのはやっぱり良い。ビエンナーレの展示が何を意図した物だったのか、がよりよく分かる。

色あせたり風化したりといった「欠陥」が必須要素である伝統的美意識「わびさび」と、いい歳していながら2次元美少女との空想恋愛を楽しむという社会的人格的「欠陥」が必須要素であるヲタ文化「萌え」とを、そのように対比させて結びつけ、「それ故に日本ではヲタ文化が発展できたのだ」という説は、強引で苦笑ものながらも、わりかしそれっぽく聞こえてくるから不思議だ。

ヲタ文化そのものの是非を語るのではなく、そこは「既に在るもの」として触れずにおいて、都市の変容との関連のみについて言葉を交わしているところが、番組制作者も出演者も、巧みだなあと思った。いや、本来のテーマ的には確かにそのように語るべきであって、むしろ、これを安易なヲタ批判あるいはヲタ肯定と結びつける方が下世話なことなんだけど。そのストイックさがまさにNHK教育クオリティ。

20時から再放送するそうなので、まあ、興味のある方は見てみてもいいかもね。

IEのルビ

もうほんとIEのルビの仕様って謎だらけだ。

<p>1.<ruby>本文<rb></rb><rt>ルビ</rt></ruby>
<p>2.<ruby><rb></rb>本文<rt></rt>本文2</ruby>
<p>3.<ruby>本文<rb>本文2</rb><rt></rt>本文3</ruby>
<p>4.<ruby>本文<rb>本文2</rb><rt>ルビ</rt>本文3</ruby>
<p>5.<ruby><rb>本文</rb>本文2<rt></rt>本文3</ruby>
<p>6.<ruby><rb>本文</rb>本文2<rt>ルビ</rt>本文3</ruby>
<p>7.<ruby>本文<rb><rt>ルビルビルビ</rt>本文2</ruby>
<p>8.<ruby><rb>本文</rb><rt>ルビ</rt><rb>本文2</rb><rt>ルビ2ルビ2ルビ2</rt></ruby>
<p>9.<ruby>本文</ruby><ruby><rb>本文2</rb></ruby>本文3

これがどうして

<p>1.<ruby><rb>本文</rb><rt>ルビ</rt></ruby>
<p>2.本文本文2
<p>3.本文本文2本文3
<p>4.<ruby><rb>本文本文2</rb><rt>ルビ</rt></ruby>本文3
<p>5.本文本文2本文3
<p>6.<ruby><rb>本文本文2</rb><rt>ルビ</rt></ruby>本文3
<p>7.<ruby><rb>本文</rb><rt>ルビルビルビ</rt></ruby>本文2
<p>8.<ruby><rb>本文</rb><rt>ルビ</rt></ruby><ruby><rb>本文2</rb><rt>ルビ2ルビ2ルビ2</rt></ruby>
<p>9.本文本文2本文3

と解釈されるのか。特に8番目の例。お前ほんとは<ruby></ruby>タグいらんのちゃうんかと。まあほんとにタグ抜いたらルビ表示されませんでしたけど。

でもWWWに存在するルビのほとんどがIE基準で書かれてるから、対応しないわけにはいかない。そして技術的好奇心もそれなりに刺激されますから。てなわけでXHTMLルビサポートを更新する今日この頃です。

28th day

素材の写真が既に用意されており、デザインラフもある、という状況からスタートして、丸一日かけてA4サイズのチラシの片面を作るのがやっと、という僕の無能さについて。